大好きなダイビングと旅行

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2007年7月から始めたダイビング
HP作成も初の超ビギナーです。

   SANY0068.JPG

2008年8月1日(金)
宮城 志津川ダイビング 
 

東北の夏
 

帰省したついでに志津川に行っちゃいました。お目当ては、ダンゴウオ。前回の伊豆海洋公園で前日まで見れたのに、当日はどこかに行っちゃったので、見れなかったのです。そんな余韻と、伊豆や海外とは違った生き物が見れる志津川の海に以前から興味があって、潜ってきちゃいました。
 
朝7:00出発。
最近?、松島(日本三景)の料金所より石巻方面は無料化した三陸自動車道を快調に走らせ、途中のICで一般道へ。(延長工事中で志津川までは行けない)快適なスピードで予定よりずいぶん早く集合場所に到着しちゃいました。ちょうど、前をサービスの車が走ってて助かりました。(始めての人じゃ、集合場所のある港の入り口は見逃しそう。手前に看板あればねぇ)
小さな港で平日のせいか、とってものんびりしたムード。港の奥では、牡蛎の殻むきしている人たちが気さくに手を振ってくれました。今日お世話になったグランドスカルピンの店長、佐藤長明さんから後で聞いた話ですが、志津川にダイビングショップを構えるまでに8年掛かけて、地元の漁師さんや漁協組合と話し合ったそうです。やっぱり、海に潜って何も取らずに上がってくるなんて、漁師さんから見たらにわかに信じられないのでしょうか。それだけに、佐藤さんの志津川の海に対する熱意はすごく、特にマクロの写真は羨望の的です。非常にクリアな写真が港の休憩場にも多数飾ってました。あ、そうそう、休憩所のボードにやたら上手いマンボウの手書きイラストがあります。なんと、あの、さかなクンがTVの取材で来た時のやつだそうです。マンボウとさかなクン、すごい絵になりそうですね。(8/10のどうぶつ奇想天外で放映されるそうですよ。)
そんな事してたら、ゲストの2名も到着。本日は4名のゲストでした。そして、佐藤さん達も到着され、にこやかに挨拶、非常に気さくな感じがする都会的な?方でした。それよりびっくりしたのが、佐藤さんはもとより、ゲストお二人のカメラ機材!当たり前のように一眼カメラに2灯外部フラッシュ。お一人なんか、銀塩でした、ベルビアのリバーサル!、すごいの一言です。それぞれ、岩手と福島から車を飛ばして来られた、志津川の海に魅せられた強者の方達でした 汗。
驚きの連続の中でありながら、出航までのんびり時間を使えるのが平日のいい所ですね。スタッフの方達がドライを着ているのをよそに、水着に5mmウェット+フードを着こなしている僕らはちょっと違和感あり?特に今日は陸上もそれほど暑くないのもあってか、ズレ感あり。実際、海に入ると水深浅いのに、19℃!寒さと我慢大会でした。この日、出航は9:30。スタッフが機材を車で持って行ってくれ、その後に、皆を乗せて船着き場へ。といっても1分程度ですが。船は当然、和船。平日のお陰セッティングスペースは十分。さあ、出航だ。
 

1本目 ポイント:青島 二ツ岩

静かな志津川湾を見ながら、約5分程度で到着。志津川港から約4kmの海上にあり「椿島」とも呼ばれている小島です。全体が暖地性植物のタブノキの原生林に覆われ、ここより北に暖地性植物が豊富に生育する場所はないとされ、その貴重さから国の天然記念物に指定されているそうです。
エントリーポイントにはブイが係留されているので、楽々潜沈できます。やっぱり冷たいですね〜、ドライがうらやましいです。1本目の最大水深は10mですが、伊豆のように泳ぐ事はありません。マクロ生物を探して見つかったらじっくり観察&写真撮り。ほとんど動かないので、余計に寒く感じるのかも。ここの平均ダイブタイムは60分です。透明度は聞いていた通りあまり良くない、約5m程度かな。群れを探す訳じゃないから問題ないけど、思っていたより揺れるので、写真が撮りにくかった(☜言い訳がましい 汗)。 
まず目についたのがこれ☟
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アメフラシ
至る所に、ボタッ!といった感じでいました。なにこれ!って感じで写真撮っていたら、後で佐藤さん達に、これって普通種で無視でしょっ、てかんじで、軽く笑われちゃいました。でも!始めて見たんですから 笑


 
砂地に、いくつかの岩場があり、そこを重点的に捜索。ガイドしてくれている金子さん(長身で赤のドライスーツが似合ってましたよ)が一生懸命探している間もアメフラシを被写体にパシャパシャ。
 
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リュウグウハゼ
寒帯の岩礁域で見られます。これも普通種?


 
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ゴマフビロードウミウシ
奇麗な色してました。ところどころ、ハゲ?てますね。


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名前忘れました。


 
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カドリナウミウシ
 
伊豆では稀種みたいです。


 
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カイカムリ
 
カイメンを背負っています。
見た目は、ジャガイモが勝手に動き出した感じです。


 
そして、場所を移して、ダンゴウオの捜索を開始。金子さん、頑張ったお陰でピンクのチビダンゴウオを発見。
SANY0057.JPG 
わかりますか? って分からないですよね。
中央に白い石っころみたいのが2つあります。奥にあるのが、ピンクダンゴウオのチビです。


 肉眼では天使の輪があるのは認識出来たけど、写真ははっきりいって、今の僕らのスキルでは、難しいですよぉ。というわけで、もうちょっと大きいのいませんか? 

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ダンゴウオ(ピンク)
いました!今度のはなんとか撮れそう。以外と揺れて、ピントが来なーい。



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なんとか、分かるかな。左の画は、正面向いてくれた瞬間をパシャ。目元、口元がカワイイですね。でも、なんか眩しそうな表情。

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と思ってたら、クルッと横向いちゃいました。あぁ。

いやぁ、ダンゴウオ肉眼で見るにはまだしも、写真に撮るのって難しいですねぇ。小ちゃいし、それに思ったよりも動きまくるし。佐藤さんや雑誌の写真のように撮れるには何年かかるんでしょう。もしかして、寒くてブルブル震えてたからか? まぁ、でも、じっくり見れたから良かったかも。

 <ログ>
気温 24℃  水温 19℃
エントリー 09:43  潜水時間 67分
平均水深  7.6m  最大水深 10.6m
透明度   5m
通算 65本目
 
 
 
 
 
 
 

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